Codex 5.5 Highでは長年あまり思い通りに行かなくて停滞してたブラックホール体験コンテンツ、米政府の規制が解除され、本日提供が再開したFable 5で磨いたらぐんと理想に近づいて、流石の実力に感心するなどしている。実際の宇宙空間の雰囲気とグラフィックとしての綺麗さをうまく演出しているな。

GPT-5.5

Fable 5 による調整後

修正する際に投げたプロンプトは次のような感じだった

現状のビジュアルで、ぎこちないモック感が残っているところ、実際の科学と矛盾するところ、説明用の付け足しなら必要に応じて可動式とし通常時には表示しない方が望ましいパーツ、ダークモード・ライトモードで背景に埋没しているところを洗い出して列挙。テーマが宇宙のため、ライトモードはブラックホールについてのみ不可にし、ダーク・ディムに統合した方が良いかも。

対するFable 5の現状把握と改善案(一部のみ抜粋)はこちら:

調査・分析がまとまりました。現状実装(black-hole-scene.tsx)とスクリーンショット、テーマ機構(lib/store.ts / app/layout.tsx の data-theme グローバル切替、dim/dark/light)を踏まえた洗い出しと提案です。

A. モック感が残る箇所

  1. 裏側/下面の弧(rearDiskArc / frontDiskBand) — 均一色・均一幅のリングセグメントで、端がスパッと切れる切り絵感が最後まで残っています。実際のレンズ像では弧は円盤の見かけの端に連続的につながり、D字型に見えます。→ 弧に沿って幅と輝度をテーパーさせるCanvasTextureに置き換え、端点を円盤の縁へ視覚的に接続する

  2. ISCO内縁リング — 均一な白トーラスで「ワイヤーを置いた」感。物理的にはガスの明るい端であって線ではない。→ 幅のあるグラデーション帯に置き換え、円盤内縁の発光として統合する

  3. ビーミングハローのまだら感 — ブロブ合成描画のため拡大するとまだらが見える。→ テクスチャ解像度を上げ、角度方向のガウスぼかしを重ねる

  4. 円盤外縁のフェードが均一 — 「絵に描いた円」感。→ alphaMapに乱流ノイズの切れ込みを加えて外縁を不規則にする

  5. 乱流筋レイヤーが剛体回転 — 全半径同速は見た目にも硬い。→ 内外2枚に分けて差動回転させる(ケプラー則の表現にもなる)

B. 科学と矛盾する箇所

  1. 「地平面リム」の常時発光(horizonRim, r=0.84) — 最重要。事象の地平面は光りませんし観測もできません。地平面の位置に発光リングを常時描くのは「地平面=光る構造物」という誤解を直接誘発します。→ 常時表示をやめ、影ステップ限定の「推定される地平面の位置(補助線)」トグルに降格、または削除

  2. ビーミングの向きが世界固定 — 明るい側は本来観測者に対して固定なので、カメラで180°回り込むと「遠ざかる側が明るい」矛盾が起きます(ビルボード廃止のトレードオフ)。→ ハロー(増光表現の主体)をレンズ像面グループ(方位追従)へ移し、円盤自体の頂点カラー勾配は弱める。これで回り込んでも概ね正しくなる

  3. 三重リングの誇張(rim 0.84 / subring 0.94 / photon 1.02) — 実際の副リングは影の縁に密着し、常時3本見えると「機械の部品」に読めます。誇張自体は教育表現として許容ですが、常時表示が問題。→ C項へ(ステップ限定表示)

  4. 背景星の重力レンズ歪みがない — 星は素通しで、歪みは説明弧だけ。中期課題として、影の近傍の星位置を近似式でずらす実装なら軽量に可能

[以下略]

読んでいて本当に気持ちい。7月7日以降は、Claude月額プランと別の追加クレジット制になるらしいが、トランプ政権が再び止めに来ない限り、それでも継続使用したいクオリティだよな。